ケイ・オプティコムが始めるauのMVNO「mineo」について

mineo_top_1.png

「mineo」について書いていこうと思う。

先に心情を打ち明けておくと、率直に言って興味がある。かなり面白そうだ。


mineoとは



関西で光ファイバー通信サービスを行っている事業者「ケイ・オプティコム」がKDDIから回線を借り受けて携帯通信事業を始める、そのサービス名が「mineo(マイネオ)」。

高速LTE、音声通話、スマホが低価格でそろう「mineo(マイネオ)」の提供開始について|プレスリリース|ケイ・オプティコムhttp://www.k-opti.com/press/2014/press15.html


ミネオと呼びそうだし、ムネオを思い浮かべてしまうし。あとマイネオってイントネーションが難しくない?どう読んでもしっくりこないというか。
いっそマイニィーオ(笑)

ケイ・オプティコムについて少し

ケイ・オプティコムは関西電力系の企業で、全国的に光通信サービスではNTTが支配的なかで関西ではケイ・オプティコムが競争相手として存在し、NTTのシェアが低い理由ともなっている。KDDIとはスマートバリュー施策で協力している。ほかの電力系通信会社の光サービスは、東京のTEPCOひかりはKDDIが自社のサービスと統合、名古屋はコミュファ光を提供するKDDIがCTCを買収している。どちらもスマートバリューの提携回線となっている。容易に買収されていないケイ・オプティコムの存在の大きさが言えるのかもしれない。

ケイ・オプティコム - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%83%A0


mineoのイメージ

そして今回のmineoだが、ネット販売を行い全国で展開する。ケイ・オプティコムには直接馴染みのなかった筆者にとっては、はじめての接点となる。mineoのサービスページを見ると緑色とともにmineoというサービス名が強調されている。ケイ・オプティコムという企業は関西では知名度があるだろうが、全国的にはほぼないと思われるので、サービスブランドであるmineoを大きく打ち出していくのだろう。

mineoのサイトはかなり遊んでる感じがある。小難しいインターネット企業のページというよりも、ポップな印象でだれにでもとっつきやすいサービスイメージを与える。端末セットでMVNOが一般層に浸透し始めるかというところでもあるので、より一般的な存在になろうという方向性を進めたいのだろうな。

端末セットの予約が早々に1000台超えたのも印象的。

auのLTEを使うMVNO「mineo」、端末セットの予約が1000名を突破 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140516_648811.html


docomoのMVNOと並び、auのMVNOも格安なスマホとして一般層に認知され受け入れられていくのかもね。その中のプレーヤーとしてmineoはこれからどんなことをしてくれるのだろう。非常に楽しみだ。

mineoのサービス内容


サービス内容を見ていこう。

料金・スペック|mineo
http://mineo.jp/charge/


データのみのシングルと通話付きのデュアル

シングルタイプはデータ通信のみのプラン。月に1GBの高速通信分を980円で提供する。

1GBのうち使わなかった分は翌月まで繰り越せる。1GBを超えた場合は通信速度が200kbpsに制限される。追加チャージも100MB/150円で行える。

mineoの特徴的な部分であり注意すべき点として、データ通信はLTEのエリアにのみ対応となる。


デュアルタイプはシングルタイプに音声通話の機能をつけたもの。+610円/月。

通話料は20円/30秒、SMSが送信3円、受信無料。

通話に関しては3Gエリアでも使える。VoLTEが始まっていない以上当然といえば当然だけど。


SIMのサイズはmicroとnanoが選べる。

セット端末は京セラのDIGNO M

セット販売する端末は、auから発売されたDIGNO M KYL22をほぼそのままの状態で販売するようだ。
端末代金は一括48,000円、分割の場合 2,000円×24カ月となる(税抜き)。


京セラもKDDIに近しい企業で、ケイ・オプティコムもKDDIと友好的で、mineoというサービス自体がKDDIによってがっちりコントロールされているというか、見守られているような気がしている。

ドコモがMVNOにドコモの端末を売るのを許す状況は今のところない。ドコモは格安SIMには興味が無いというか距離をおいていて、義務によって回線を貸し出さされているだけといった雰囲気。まあNTT系のOCNは力を入れているし、MVNOでもシャープやNECの端末を売っているが、さすがにドコモの型番が入っているなんてことはない。

手数料や解除料

初期費用、タイプ変更やSIMの再発行などは3000円。MNPの転出は2000円。最低利用期間内での解約には解除料9500円。

タイプ変更にはSIMの交換が入っていて、auでもドコモと同じようにデータ用と通話用でSIMが違うんだなーと思った。


データのみでも1年の最低利用期間が設定されているのはマイナスかな。税込みで一万円を超えるのは結構なペナルティ。

オプションサービス

有料のものは、通話関連の留守電などのほか、ウィルス対策サービス、端末の補償サービス。

無料のものは、メールアドレス、IP電話LaLaCallの基本料無料など。

非常にキャリア的、プロバイダー的なサービスが充実している。魅力に感じるかどうかはその人次第。


auのMVNOならではの特徴


au回線を利用する、docomo MVNOとの違い・差別化要因となりそうなものを挙げる。

回線

auのLTEであるということ。エリアに関しては3Gエリアもなくしているので劣るかもしれない。ドコモが人口密度が高い場所で辛いという場合に速度が出そう。

データ通信はLTEのエリアにのみ対応となる点。auのLTEシフトをさらに攻めた仕様。非常に広いエリアをauは宣伝しているが、どうなんだろう。使えるのか使えないのか、私はau回線を持ってないので本当にわからない。そこが逆に惹かれるというか気になっている。

auのLTEが実人口カバー率99%に、1年で3%向上させた舞台裏 - ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140320_640556.html


対応端末

au回線、SIMだからauの端末はOK

端末について|サービス紹介|mineo
http://mineo.jp/device/#deviceList


データがLTEのみとなっていることからLTE端末が必要になってくるのかなと思う。

APNの設定をする必要があるのだろうけど現時点では特に記載がない。iPhoneに関しては構成プロファイルが6/3以降に提供されるらしい。

auガラケーに通話付きで通話のみなら使えるのかなど、細かな情報は公式にはない。あくまでスマホ向けサービスなんだろう。公式情報以外の仔細な対応状況はサービスインしてからユーザーの声として出るまでわからないのではないだろうか。個別端末とsim、回線を含めた振る舞いについてすべてを現時点で把握することはできないだろうから。この辺りは気になる点。

auのicロックについては詳しくないのだけれどどうなんだろう。最近の機種にはないとか言われてるけど、意外な端末で引っかかることがあったりするんだろうか。公式の対応端末リストが充実していくといいなと思う。

au ICカード - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Au_IC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89#.E6.A9.9F.E8.83.BD.E5.88.B6.E9.99.90


あとはtwitterのサポートがあるといいかもね。@iijmioのように細かく情報提供されるとありがたい。eoのサポートがあるが、mineoについてもここが担当するかは不明。

余ったauの端末を持っている人にはいい活用方法ができたのでは。白ロムの値段が上がることで価値が上がるという派生的な影響もあるかも。

アンテナピクトとセルスタンバイ

ドコモMVNOが苦労してきた部分。SMS機能付きというプランを開発し、回避策となった。

mineoに関してはデータのみでもないようだと記事にある、

データ通信のみの「シングルタイプ」はSMSに対応していないが、SMS非対応でも、ドコモ回線に見られる電波強度表示の不具合などはおこらないとしている。

ケイ・オプティ、1GB月額980円~でauのLTE回線を使うMVNO - ケータイ Watch より引用


セルスタンバイ問題も起こらないと理解して良いのだろうか。

気になる疑問としてはデータのみの場合は3Gオンリーのエリアではどんな表示になるんだろう。

テザリング

auのAndroid端末では可能となっている。意外だ。docomo MVNOユーザーの立場からはうらやましいの一言。

iPhoneについてはSIMフリー機含め不可。iPhone側のソフトウェアがMNOのSIMを認識した場合のAPNを決めてしまっているのかなと。MVNOは回線もドコモ提供だしSIMもドコモから受けているわけで。そういう点ではauも同じなのだろう。

ソフトウェアのアップデートで改善されないかなと思っているけれど、望み薄。ただ、SIMフリー機でもテザリングができないのは残念だよなあとは思う。


MVNOでのテザリングに関してこの記事

FoxFiでらくらくテザリング: DNAが支配する世界
http://eltransportador.seesaa.net/article/302301614.html


にずっとアクセスがあることから需要が伺える。MVNO回線なので家も含めて全部1回線でなんて使い方はしないだろうが、出先でちょっと使えたらというテザリングのニーズは結構あるのかもしれない。私もほんとたまにタブレットを持ち出すときに、ちょっと使えればいい。


iijmioと比較する


サービス内容をiijmioと比べてみる。基本的にはどちらも王道的なサービス条件で、スタンダードな内容と言えると思う。

mineoのいい点

通信容量繰越は同じ
SIM追加は5枚まで可能で、容量の繰越分を分け合える。
ケイ・オプティコムは200kbps時 3日で500MBで速度制限(iijは366MB)
通話の基本料が安い(mineo:610円 vs iijmio:1000円)
留守電があるなどオプションの充実
追加容量が安い(mineo:150円/100MB vs iijmio:300円/100MB)

iijmioのいい点

クーポンのオンオフ
容量の繰越は同じ
プランの選択肢が2GBのもある
高速時の速度制限はない
データSIMには最低利用期間はない

感想

基本的にはほぼ同じサービス条件だが違いはいくつかある。これはもう個々人によって評価の重み付けが変わってくるので総合的にどっちがいいという答えはないと思う。

iijmioの2GBのプランがあるのを強みに上げたが、mineoで1GBを2枚持つことも人によっては便利かもしれない。繰り越せば分け合える点は2枚持つ時にも活きる。

mineoの唯一大きな欠点としては、最低利用期間がデータにもあること。ここは見過ごすことができない。

あとクーポンのオンオフ機能はiijmioの強みだろう。みおぽんアプリがクーポンのオンオフだけでなく使った容量の確認もできる点もいい。サイトを開くよりアプリのほうが断然楽だ。

こう書いていくと自己正当化しているようだが、iijmioのこれまでのサービス提供の経験値・歴史が強みになっている点はあると思う。これからのサービスであるmineoがどれだけ便利になっていくかは見ものだ。

申し込みは



ホームページで。6月3日からの開始に向け現在先行予約キャンペーン中。端末セットの台数限定キャンペーンは上で取り上げたようにすぐに終わってしまったが、SIMのみの半年毎月980円割引はサービスインまで続く。

キャンペーンは6月2日まで予約し、申込期間6月3日~6月30日の間に申し込んだら割引対象になるらしい。少し利用者の情報を待ってから申し込むこともできそうだ。しかもmineoは料金は日割りに計算されるけど、通信容量は日割りされないので待てる人は待ってもいいかもしれない。小さなことだが。

私は



非常に興味がある。auのLTEにも、auのMVNOにも。mineoは1年の縛りもあるし、回線が現状で不足しているということもないのだけれど、気持ちはもう持って行かれていて。

htc j one か isaiを買って使いたいなと思っているけれども、持っているモバイルルーター(FS010W)がSIMフリーでband 1の2.1GHz帯のLTEには対応していそうなのでまずそれで使うってのもありかもしれない。

白ロムでisaiの値段を見たり、isaiのレビューを読んだりしていたらすっかりisaiが欲しくなっている(笑)。auの白ロムは安いものもかなりあり、同じ考えの人も多いかもしれない。

ただまだ契約するかは決めていなくて、先行予約期間中に決めたいなと思っている。



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